山口きらら博記念公園内での「花壇づくり」、花苗の植え付けや維持管理を企業や地域、行政と連携して行います。
 このプロジェクトの目的は、「花壇づくり」という「場」を通して、地域や自然との結びつきを持つことで、自分の存在意義を感じ、自己を肯定し、自信を持って未来を夢見ることができる子ども達を育むことです。
 企業や地域、行政と連携・協働することで、生命や自然を大切にする心や感性を育むとともに、世代間交流によりふるさとへの関心や愛着を高め、人と地域との関係性を築きます。また、企業との連携により、子どもが社会と結びつく機会の創出や、障がいのある子どもが花壇づくりに参加できる機会を創出します。
取組1:山口きらら博記念公園内の花壇で花苗植付・維持管理
・年に1回の花苗植付作業および花壇デザイン検討や平面図の作成
・車いすに乗ったままお花を間近で楽しめるインクルーシブ花壇の設置
・定期的な維持管理(水やり・花がら摘みなど)と不定期の水やり作業
取組2:花苗植付した花壇を活用した取組
・年数回の公園等でのワークショップ
・子どもによるSNS・HPを通じた途中経過などの情報発信
・協議会主催イベント『ゆめ花マルシェ2022(10月8日9日開催予定)』における、花壇と企業側コンテンツとの連携
対象
園児、児童、生徒とその保護者、教員
地域の団体・個人
協力いただく企業の社員、行政関係者 等
ゆめはな花壇に植え付けした花苗
県内産花苗8,000本
アンゲロニア、ダイアンサス、ビンカ、ハボタン、バンジー、
ガーデンシクラメン、ビオラ、ノースポール(計8種類)
プロジェクトの目的
1.生命や自然を大切にする心や感性を持つ人材づくり
 子どもが自らの手で植え付けたお花の成長を、水やりや草とり、SNSによる情報発信などの機会のたびに観察することで、命の大切さや命を育むことの重要性、咲いたお花を見て感動する感性を育むことが期待されます。
2.世代間交流によるふるさとへの関心や愛着を持つ人材づくり
 花苗植付や水やり、草とりなどの作業には、子どもとその保護者だけでなく地域の方や公園の関係者も参加して、子どもと一緒に作業をしながら交流し、子どもと地域の関係性を構築することが期待されます。
3.企業と連携して社会と結びつき自己肯定感の高い人材づくり
 植え付ける花苗や維持管理、レイズドベッド花壇の整備に必要となる費用の一部を負担してくれる協力企業を募集し、子どもと企業が一緒に作業をしたり、イベント「ゆめ花マルシェ」での企業側コンテンツに子どもが参加することで、子どもが社会と結びつき、自己を肯定し自分の将来を描くことができることが期待されます。
4.障害の有無に関わらず色々なことにチャレンジできる人材づくり
 車いすに乗ったままでも手でお花を植え付けられるよう、お花を植え付ける面が高い位置にあるレイズドベッド花壇を新たに整備し、車いす利用者の方と一緒に花苗の植付作業を行える、チャレンジできる機会を創出します。
5.公園の活性化と賑わいの創出
 花壇づくりに参加した子どもや企業などの関係者や、植え付けられたお花を観賞するために多くの方が公園を訪れることで、本事業によりつくられた花壇が、公園の活性化や賑わいの創出といった課題の解消につながっていくことが期待されます。
6.多様性を認め合える人材づくり
 子ども、企業、地域、行政といった多様な組織による協働の取組が期待されます。また、障害の有無や年齢、性別に捉われない多様な個人が参加して、花壇づくりを通じて互いを認め合い、尊重する豊かな心を育むことが期待されます。
7.癒しと健康づくり
 花壇づくりを通じて、花や緑に触れ合う機会を創出し、コロナ禍で外出機会が減少した県民の外出を促進することで、心と体の健康づくりにつながることが期待されます。
ゆめはな花壇マップゆめはな花壇マップ
ゆめ花パートナー
ゆめ花パートナーとして、このプロジェクトに参加し、応援してくれる企業を紹介します。

「ゆめはな花壇づくり」関係団体
主催/山口きらら博記念公園活性化協議会
後援/山口県土木建築部都市計画課
協力/山口県造園建設業協会・山口県花卉園芸推進協議会・きらら未来創発パートナーズ